【ロングセラー】なぜ、味の素ほんだしは業務用風味調味料市場規模1万トンでシェアNo.1なのか。

うま味・風味調味料(小分類)

こんにちはSBMです。

個人飲食店から外食チェーン店のメニュー開発、仕入・購買・調達、集客に関わる皆様向けに役立つ業務用食材情報を発信しています。

この記事で分かること

    • ほんだしは49歳?
    • ほんだしはプロの代わりに代行する?
    • ほんだしの完成度に満足しない姿勢。
    • ほんだしほんだしは吟味厳選された節を使用。
    • ほんだしの改良目的が拘りすぎる。
    • ほんだしの業務用規格。
    • まとめ

ほんだしは2020年で49歳?

ほんだしが生まれたのは1971年。当時はほとんどの飲食店では

料理人が”だしをひく”のが当たり前の時代だった。

 

ほんだしはプロの代わりを代行する?

「ほんだし」は面倒な”だしをとり”をプロの料理人の代わりに

代行するというコンセプトで誕生。利便性と品質を追求して開発されました。

こうした製品は実際に体験してもらわないと納得させる事ができない。

このため味の素の営業担当者が「ほんだし」をお湯や水で溶かし試飲用にして

飲食店を訪ねたり、全国で試食会を開くなどして認知してもらう

努力を重ねたと言われています。

その後は外食産業の伸びとともに販売量は右肩上がりで伸長しました。

“だしとり”の手間と時間、光熱費、材料費をカットできる魅力と、

プロの料理人が味と品質に納得され、次々と採用されていきました。

 

ほんだしの完成度に満足しない姿勢。

ほんだしの完成度の高さに満足せず、常に品質向上に努め続ける味の素社の姿勢が

ロングセラーの秘訣。

ほんだしブランドの主力である「ほんだし かつおだし」は、

これで数回の品質改善をしていて、風味、香り、質感をグレードアップさせている。

 

ほんだしは吟味厳選された節を使用している。

原料は静岡県焼津産と鹿児島県枕崎産の荒節を使用。熟練の職人の手により焙乾を、

丁寧に繰り返し、数週間かけて丹精込めて作られた節を吟味厳選しています。

研究・開発を積み重ねてた独自の製法により削りたての香りを作り出すのに

成功しました。

 

ほんだしの改良目的が拘りすぎる。

2015年の春に発表された製品の改良に拘りを垣間見る事ができました。

厨房での出来立ての香りを客席までお届けする事を目的にし、

香りをさらに長続きかせる改良を行いました。

この改良をきっかけに、今まで「ほんだしかつおだし」を使用していなかった

飲食店に提案活動を行い販路を増やしています。

 

ほんだしの業務用規格。

「かつおだし」1kg箱×10箱/CS

 

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「いりこだし」1kg袋×12袋/CS

 

「こんぶだし」1kg袋×12袋/CS

「かつおとこんぶのあわせだし」1kg袋×12袋/CS

 

まと

    • 49年続く代行ベストセラー
    • プロの世界で重宝される1品
    • こだわりの原料、製法
    • 現状に甘んじない意識と改善活動

この活動成果として平成9年第1回業務用加工食品ヒット賞 和食部門で受賞している。

No.1になるための努力が惜しみなく注がれている1品だ。

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